我が家の中学受験 in 茨城(後半:入学試験~入学手続)

雑記

中学受験をするご家庭が増加しているというニュースを見ることがあります。そしてお子様がいるご家庭の親御さんからは次のような声を良く聞きます。

私立中学校(以下、中高一貫校を含んで記載しています。)に進学する際、我が家の家計で大丈夫?

そこで、これから受験しようと考えているご家庭の参考になればと思い、我が家での中学受験時のことを紹介します。

我が家における受験対策(後半)

(11月上旬)受験スケジュール設定

我が家では、元々は県立の中高一貫校一択で考えていたため、私立中学校の受験スケジュールの把握から始まりました。私立中学校も受験の可能性を広く考えて各学校の受験回(適性検査型、一般4教科)ごとの申込期日、検定料、試験日、合格発表日そして各学校の特徴点を洗い出し一覧表にまとめました。この時点で既に入学試験がスタートするまでの期間が1月を切っていました。

ここで初めて気づきましたが、私立中学校では、受験の申込期日が試験日の数日前まで可能という点です。資格試験など試験日の2か月前位が申込期日となっている場合と大分違います。

次に小学校の行事などの日程を確認しました。
ここで、問題が発生です。小学校の運動会の翌日に受験を検討していた学校の試験日がブッキングする可能性がありました。

我が家では、学校行事を優先することにしたため、天気予報を常に確認し、申込期日のぎりぎりまで申請を伸ばしてから申し込みました。

参考金額:検定料1回当たり 2万円~3万円程度
           ただし、学校によって1回の検定料で複数回受験できる学校もあります。

(11月下旬)私立中学校1校 適性検査型試験

11月は私立中学校1校の受験です。
小学校の運動会が予定通り開催され、受験日当日は、自家用車で受験会場まで送迎しました。

受験会場では、受付まで一緒にいき、当日の試験スケジュールが記載された用紙を渡されました。そこには、試験の開始時刻と終了時刻、そして面接の時間と場所が記載されていました。

筆記試験終了後に行われる面接試験の順番が遅く2時間以上の待機時間となってしまいました。面接試験が受験番号順で組まれていたため、受験申込が申込期日のぎりぎりとなった我が家では面接試験が最後になってしまい、待期時間がとても長くなってしまったようです

約1週間後に合格発表というスケジュールです。
合格発表はインターネットで可能とのことで、子供が小学校から帰宅したら一緒に確認することにしました。

合格発表当日、インターネットによる合格発表による結果を確認するよりも前に、郵送で厚みのある書類が学校から届きました。・・・これはもしや・・・しかし、開けるわけにはいきませんので、こちらも帰宅するまでのお預けです。

そして、帰宅後に子供が書類を開けると合格通知が入っていました。よっしゃー!

書類の中身を確認すると、入学手続や延納手続に関する書類が入っていました。我が家では、県立の中高一貫校を併願するつもりですのでとりあえず延納手続を進めました。

参考:延納金 3万円程度
   これにより、県立の中高一貫校の合格発表以降まで入学手続期限が延長されます。

(12月)私立中学校2校 適性検査型試験

12月は私立中学校2校の受験です。
2校とも適性検査型で入学試験を受験しました。試験日はそれぞれ、小学校の行事と被ることはなかったため、スケジュール的には問題ありませんでした。

うち1校は、受験会場に向かうスクールバスの乗車場所まで、送迎し子供と別れました。受験終了後に同じ場所で待ち合わせをしましたが、予定時刻より遅くなっていました。

受験会場まで渋滞が発生し、受験者が試験の集合時間に間に合わない事態が生じていたそうです。そのため、試験の開始時間が遅くなったとのことでした。

どちらも約1週間後に合格発表というスケジュールでした。

合格発表もインターネットによる確認が可能でしたので、前回と同様に、子供が小学校から帰宅したら一緒に確認することにしました。

合格発表当日、インターネットによる合格発表を確認するよりも前に、2校のうち1校から郵送で書類が学校から届きました。・・・あれ前回に比べてペラペラ・・・これは・・・しかし、開けるわけにはいきませんので、こちらも帰宅するまでのお預けでした。

帰宅後に子供が書類を開けると補欠の通知が入っていました。びみょー。

そして、もう1校はインターネットによる合格発表のみでした。
子供と一緒にPASSを入れてポチっと・・・合格 よっしゃー

ここの学校は適性検査型試験で合格した場合には、県立の中高一貫校との併願を前提と考えているのか延納金は不要でした。延納金も学校によって取り扱いが違うようです。

(12月~1月初旬)合格突破ゼミと冬期講習

我が家は県立の中高一貫校一択での受験を想定していたため、私立中学校対策講座は受けていませんでした。そこで、苦手個所を克服するためと考え数回の個別指導を含めた合格突破ゼミを受講しました。

参考金額:合格突破ゼミ約4万円(個別指導含む)

その後、小学校は冬休みとなり、県立対策の最終となる冬期講習を受講しました。1月の上旬が県立の試験日のため最終講座となります。

参考金額:冬期講習(県立対策)約4万円

(1月上旬) 県立中高一貫校受験

1月は県立中高一貫校の受験です。県立の中高一貫校は1月上旬、冬休み中での受験でした。中学受験を始めた際の志望校です。

数日前雪が降ったことから交通手段で迷いましたが、雪も解け自家用車で受験会場まで送迎できました。

受験終了後は、本人の曰く試験の出題形式ががらりと変わっていたとのことでした。今までの論述形式で解答する問題から選択問題に変更されていたとのことでした。ケアレスミスが合否に影響しそうです。

結果発表は県立の場合は2週間程度時間が掛かりました。我が家は残念な結果となりました。

以上で、我が家での中学受験は終了です。

(2月上旬)入学手続き

合格をいただけた私立中学校から、どこに入学するか検討しました。子供がいきたいといっていた学校に合格できたことからそちらに進学することにしました。

入学手続きをした後に、補欠の通知をいただいていた学校から連絡があり、合格に繰り上がりと連絡がありました。

参考金額:入学金と施設費 約40万円
     制服代 約15万円

まとめ

我が家では、県立の中高一貫校一択で受験をスタートしましたが、最終的には私立中学校へ進学することになりました。本人は、とても楽しそうに中学校に通っています。

中学受験は、親子の受験といわれるとおり、小学6年生という小さい子供が受験するため精神面のサポートが大切だと感じました。

最後に中学受験に関連した支出額をまとめておきます。

(塾代) 申込講座金額備考欄
県立対策(適性検査)講座約20万円
(月額2万円程度)
模試を含む
夏期講習(県立対策)約3万円
合格突破ゼミ約4万円個別指導含む
冬期講習(県立対策)約4万円
合計約40万円
(入学試験と入学金等)項目金額備考欄
検定料(1回当たり)約7万円2万円~3万円学校によって複数回受験可能
延納金約3万円
入学金と施設費約40万円
制服代約15万円
合計約65万円

中学受験を題材にしたコミックです。我が家では子供の中学受験がひと段落してから観ましたが、これから受験されるご家庭や受験をするか迷っているご家庭にも参考になると思います。

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