先日、受験した給与計算実務能力検定試験2級に合格していました。給与計算実務能力検定に興味があるけど受験しようかどうかまよっているという方の参考になるように、受験準備から受験日当日のことまでを体験記として紹介します。
受験準備
学習期間と学習時間
学習期間は3週間、時間は約20時間でした。
申込期日間際に受験の申し込みをしました。それからテキストを注文し、手元に公式テキストが届いたのが受験日の3週間前というタイミングとなり、そこから学習をスタートしました。
使ったテキスト、問題集
給与計算実務能力検定2級公式テキストのみ
公式テキストのほかは、市販されていないようです。
勉強方法
- 受験まで準備期間が短いため、公式テキストの読み込みと巻末にある給与計算の演習問題だけを繰り返し解きました。(公式テキストの読み込みと演習問題3回転)
- 公式テキストで理解しづらい箇所は、実際の給与明細を確認しながら理解を深めました。
受験日当日
- 受験会場は、早稲田大学でした。受験者数の割合は男性より女性が多い感じがしました(感覚で男性3~4割、女性6~7割程度)。また、学生よりも社会人の方が多い印象です。
- 試験問題は、問1から順番に解きはじめましたが、計算問題からはじめる受験者もいました。知識問題を解いている最中に電卓のたたく音が聞こえるので気がちるときもありました。
- 計算問題は電卓を利用するため、電卓を打つ音が大きい受験者もいます。気になる人は耳栓など持参した方がいいかもしれません(利用の可否は受験会場で確認してください)。
まとめ
給与計算実務能力検定試験の出題範囲は、給与計算だけでなく、労働法から社会保険、所得税などと広範囲にわたる知識が必要ですが、公式テキストの内容を中心に勉強するのが良いと思います。
過去の試験問題が公開されていないため、公式テキストだけでは不安という人は、一般社団法人実務能力開発支援機構で公式試験対策講座を開講しているようですので利用しても良いかもしれません。