我が家で中学受験した時のことを教えてほしいというお問い合わせがありましたので記載してみたいと思います。なお、我が家では茨城県にある中学校しか受験していませんので、茨城県以外の都道府県で行う受験とは状況が違う面もあると思いますが、これから受験しようと考えているご家庭に少しでも参考になればと思います。
茨城県における中学校(以下、中高一貫校を含む。)受験の特徴
茨城県において受験する際の特徴はありますか。
我が家で受験して感じた特徴点は次の3点です。
2 一部の私立中学校でも適性検査型で受験が可能
3 受験日が早い
他の受験生と同じ併願校となりやすい
茨城県では県立高校が相次いで中高一貫校に姿を変え、全国で一番設置数が多い13校となっています。公立への進学が多い土地柄からか私立中学校の数は多くないです。そのため、私立中学校を受験する場合には、他の受験生と同じ学校を受験することが多くなります。
一部の私立中学校でも適性検査型で受験が可能
私立中学校では、公立の中高一貫校と併願する受験者を考慮して、県立で行っている試験形態(適性検査型)での受験回を導入している学校が多くあります。
受験日が早い
私立中学校の受験は、早ければ11月下旬から受験日が設定されています。そして12月、遅くても1月下旬にはほぼ終了します。
公立の中高一貫校は、年明けの1月上旬に受験日が設定されています。このように、他の都道府県よりも受験が早く始まり、早く終了します。
我が家における受験対策(前半)
ここから我が家での中学受験について時系列で紹介します。
春
小学6年5月より通塾
中学受験するにあたり、我が家は、進学塾に通塾することにしました。
小学校6年生になるとクラスで中学受験するという同級生がいたりします。そのような友達から聞く話などの影響もあり、自分も受験してみたい、塾に通いたいと相談されました。家計負担を含め受験が可能か否かの検討をスタートしました。
本当は、自宅から徒歩圏にある公立中学校に進学する方が、通学時間も短く楽ですし、友人も多いので良いのではないかと思いました。しかし、子供が自ら受験してみたいという意志を我が家では応援することにしました。
我が家では、中学受験の経験がなく情報が少ないこと、そしてどの様な受験対策を打てば良いのか不明なことばかりであったことから進学塾にお世話になることを決めました。なお、我が家の場合、通塾したのが小学校6年生の5月からとなり一般的にかなり遅いスタートでした。
なお、現時点では私立中学校に進学した場合の家計負担が大きいと考えたため、県立の中高一貫校一択の志望でスタートしました。そのため、受講した講座は県立対策(適性検査)講座だけ申し込みました。週1回、塾までは自宅の車で送迎を行いました。
夏
夏期講習
小学校が夏休みとなり、夏期講習の時期になりました。ここでびっくり。子供から夏期講習を受けるのに新たに講座の申し込みが必要と言われました。私はあれ、今受講している講座に含まれてないの?という感じでしたが別でした。夏期講習は任意だが、夏休み中に集中的に講習を行います。受講する子供がほとんどのようです。
なお、私立中学校を受験する人は、県立対策講座の他に私立対策講座も受講してるよと言っていました。また、この時期は、緊急事態宣言が発令されていたことからオンラインでの授業も行われました。
秋
受験校の選択と学校説明会
小学校の夏休みも終わり、そろそろ志望校を決めていく時期です。我が家では県立の中高一貫校一択で志望していましたが、コロナ禍のため説明会が中止になったりしました。しかし学校によっては説明動画を配信していましたのでそちらを見てみました。動画では志望していなかった私立中学校の動画も興味本位で見てみました。
ここで我が家の意識が変化しました。
私の感想は、私立ってすげー。自分が私立に通ったことが無かったことから余計にそう感じたところもあると思います。
私立中学校に進学する場合にはお金が掛かるということはわかっていますが、まずは純粋に子供が通学したいと思える学校はどこかということで県立の中高一貫校だけでなく、私立中学校を含め最終的に志望校を決めればいいと考えが変わりました。
ここまでの反省点
県立の中高一貫校一択で考えていたため、私立中学校の学校説明会の日程を調べていませんでした。そのため、既にリアル開催の学校説明会はすべて終了し、動画配信などで確認できた学校はまだ良いほうで、動画配信が無い学校もあります。その際はホームページで学校紹介パンフレットを取得して学校の特徴を調べたりしました。